友だちの近況を少し確認するつもりが、旅行、仕事、買い物の投稿を次々と見ていた。自分は何も投稿していないのに、閉じるころにはぐったりする。「見るだけなのに、どうして」と感じる日は、使う時間の長さだけでなく、何を受け取り続けているかを振り返ってみてください。まずは次に開く一回を、少し短く、目的のある時間に変えるところから始められます。
疲れが増える場面を一つ見つける
インスタ全体を好きか嫌いかで判断すると、好きな写真まで遠ざけることになります。代わりに、直近の一回を思い出します。寝る前のリールだったのか、通勤中に見た知人の近況だったのか、休日のおすすめ欄だったのか。内容と時間帯をセットで書くと、変える場所を選びやすくなります。
- 役立つ情報を探していたのに、関係のない動画へ移っていた。
- 何人もの楽しい休日を続けて見て、自分の一日が物足りなく感じた。
- 眠いのに、まだ見ていない投稿が気になって閉じられなかった。
この記録は反省のためではありません。「夜は疲れやすいが、昼休みの店探しは便利」なら、残したい使い方も同時にわかります。毎日細かく記録する必要はなく、気になった一回を一行残すだけで十分です。
開く前に、今日の用事を一つ決める
「五分だけ」では、その五分に何をするかは決まりません。「週末に行く店の営業時間を見る」「好きな作家の新作を確認する」など、終わりがわかる用事を一つ置いてみましょう。見つかったら保存して閉じる。用事がないときは、すぐ開かずに、お茶を入れ終わってからもう一度考える。それでも見たければ、見ても構いません。
検索で目的のページへ進む日と、自由に眺める日を分ける方法もあります。自由に眺めること自体を禁止する必要はありません。「今日は息抜きに三本だけ動画を見る」と、自分で決めた終点を置くのがポイントです。
通知と入口を少し遠くする
通知を見て反射的に開くことが多いなら、まず通知の受け取り方を確認します。MetaはInstagramのスリープモードについて、指定した時間帯の通知を止める機能として案内しています。詳しくはMetaの公式案内で確認できます。設定名や利用できる項目は、アプリの状態に応じて確認してください。
通知以外にも、ホーム画面の一番押しやすい場所からアイコンを移す、寝床から手が届かない場所で充電する、といった方法があります。連絡を受ける必要があるなら、必要な相手と連絡手段を先に確認しておくと、休む時間を決めやすくなります。
閉じた後にすることを小さく決める
アプリを閉じても、手持ち無沙汰ですぐ戻ることがあります。そこで「本を一冊読む」のような大きな目標ではなく、窓を開ける、コップを洗う、今日のことを一文書く、といった一分程度の行動を用意します。画面を見ない時間の過ごし方まで決めておくと、区切りが具体的になります。
三日ほど試したら、利用時間の数字だけでなく、閉じた後の感じを比べてみてください。同じ十分でも、必要な情報が見つかった日と、気づけば眺め続けた日では違うかもしれません。合わなければ時間帯だけ変えるなど、一度に一つずつ調整しましょう。
言葉を置く場所を別に持つ
誰かの写真を眺めるより、自分の今日を言葉にしたい日には、紙の日記やスマートフォンのメモも選択肢です。誰かに読まれる場所がほしければ、匿名の手紙を送り、スタンプで反応を受け取る『宛名のない手紙』のような形もあります。文章の返信を続ける仕組みではなく、すぐに届くことや反応があることも保証されません。iPhone向けで基本無料、広告とアプリ内課金があります。いま必要なのが閲覧の休みなのか、表現する場所なのかを分けて選んでください。