SNSをやめる前に、ひとつ試せる5つのこと
1.見る時間を、ひと区切り決める
「一切見ない」ではなく、「食事中は開かない」「寝る前は別の部屋で充電する」など、ひとつの場面から決めます。必要な連絡まで止めなくて済むように、仕事や家族との連絡は分けて考えてみてください。
2.気になる投稿から、少し離れる
他人の暮らしと比べてしまうとき、フォローを全部整理するより、まず特定の投稿やアカウントのミュートを検討する方法があります。相手との関係をどうするかと、自分が今日何を見るかは、別に考えてもかまいません。
3.返事を急げないことを、一文で伝える
「今日はゆっくり返信するね」「読んでるけど、返事は明日になりそう」。事情を長く説明せず、自分のペースを伝えるだけでも、やり取りの前提を変えられます。急ぎの用件には別の連絡方法を相談しておくと安心です。
4.投稿する前に、自分のメモへ
書きたいことがあっても、すぐに公開しなくて大丈夫。「出来事」「そのときの気持ち」「誰かに聞いてほしい部分」の三つに分けると、公開したい言葉と自分だけに残したい言葉を選びやすくなります。
5.つながる目的に合う場所を選ぶ
友人との会話を楽しみたいのか、ニュースを読みたいのか、ただ一言だけ聞いてほしいのか。目的が違えば、合う場所も違います。何かを始めるより、今日は画面を閉じるほうが合う日もあります。
言葉にするきっかけがほしいときは、無料の日記・手紙のお題ガチャも使えます。書いたものを公開する必要はありません。
夜、もう寝ようと思ったのに、もう一度だけタイムラインを開く。投稿した言葉に反応がついていないか。あの人から返事が来ていないか。誰かとつながれる場所なのに、少し落ち着かない。そんな夜もあります。
ここではSNSをやめるべきかどうかを決めるのではなく、自分が使いやすい距離を探すための小さな選択肢をまとめます。
まず、何を気にしているのか分けてみる
「SNSに疲れた」とひと言で思っていても、気になるものは人によって違います。通知の多さなのか、返事の速さなのか、知り合いに見られることなのか。自分に近いものを一つ選ぶと、変える場所も少し見えてきます。
- 通知が気になるなら、見なくてよい時間を自分で決める。
- 即レスが負担なら、親しい相手に「返事はゆっくりになる」と伝える。
- 投稿後の反応が気になるなら、まず自分だけのメモに書いてみる。
- 知り合いの目が気になるなら、書く内容と場所を分けてみる。
全部を一度に変える必要はありません。今夜だけ通知を閉じる、という小さな区切りでもかまいません。
本音を書くことと、公開することは別
気持ちを書きたいからといって、すぐに全員へ公開する必要はありません。一度下書きにして、「これは自分のために残したいのか、誰かに聞いてほしいのか」を考えてみる時間があってもよいはずです。
自分だけに残すなら日記やメモ。特定の相手に伝えたいなら、その人へのメッセージ。相手を決めずにそっと聞いてほしいなら、匿名の手紙という選択肢もあります。それぞれ得意な距離感が違います。
返事を続けない、というつながり方
『宛名のない手紙』では、名前や宛名を書かずに送った手紙が、どこかの誰かへ届きます。受け取った人が伝えられるのはスタンプの反応で、同じ相手と返信を重ねるチャットではありません。
誰にどう思われるかを完全に気にせずにいられる、と約束するものではありません。ただ、会話を続ける約束をしない仕組みが、自分に合っているかどうかは試せます。
書かない日があってもいい
毎日投稿することを、自分のルールにしなくても大丈夫。読んで閉じる日、自分だけのメモに残す日、何も書かない日。使う頻度も、言葉の長さも、自分の側で選べるものです。
森のアプリにも、妖精に会うだけの時間があります。誰かに話せる日も、まだ言葉にならない日も。今夜に合う距離を選んでみてください。
匿名の手紙の仕組みは、匿名の手紙とチャットの違いでも紹介しています。