誰かには聞いてほしい。でも、誰に送ればよいのかはわからない。匿名の手紙は、そんな言葉のための一つの置き場所です。昔ながらの文通のように言葉を綴りながら、宛先は決めない。『宛名のない手紙』では、その距離感を大切にしています。

手紙は、誰に届く?

送る人が相手を指定する仕組みではありません。森へ流した手紙は、アプリの配信の仕組みを通して受け取る人へ届けられます。特定の友達を探したり、同じ相手へ続けて送ることを目的にしたサービスではありません。

相手の顔や暮らしがわからないからこそ、短い言葉をそのまま受け取れることもあります。「今日ちょっとうれしかった」の一文も、立派な手紙です。

チャットとの違いは、会話を続ける前提がないこと

チャットでは、相手から文章の返事が来て、また返事を書くことが一般的です。このアプリでは手紙への直接返信はできません。受け取った人は、読んだ気持ちをスタンプで伝えられます。

すぐに返事をしなければ、次の話題を考えなければ、という使い方にはなりません。ゆっくり言葉を渡したい人に向けた仕組みです。特定の相手と長く話したいときには、チャットや通常の文通のほうが目的に合うでしょう。

日記との違いは、読む人がいること

日記や自分だけのメモは、誰にも見せずに書ける場所です。一方、送信した匿名の手紙には受け取る人がいます。気持ちを書く自由と、相手へ渡す言葉であることの両方を大切にしてください。

本名、住所、電話番号、連絡先など、個人を特定する情報は書かないようにしましょう。匿名という言葉は、文章に書いた内容まで自動的に隠される、という意味ではありません。

どうやって始める?

アプリの初回案内を確認したら、ホームから手紙を書く画面へ進めます。何を書くか迷ったときは、お題を選ぶことも、自由に書くこともできます。好きな便箋で気持ちを綴り、画面の案内に沿って手紙を送ります。

読んだ手紙を残したいときには、星屑の瓶へ。手紙以外にも、妖精を育てたり、夜光きのこで便箋を集めたりする楽しみがあります。

気になる手紙が届いたら

読み続ける義務はありません。不適切な内容を見つけたときには、受信画面の通報・ブロック機能を利用できます。匿名であっても、他人を傷つけるための言葉や個人情報を書いてよい場所ではありません。

どんな文章から始めればよいか迷ったら、手紙に何を書く? 短いお題のヒントも読んでみてください。